筆ペンで落書きしているうちに、形はでたらめであるが、意外と面白い表情の女性(
作品1 華)が現われた。それがきっかけとなり、風間完の「鉛筆画のすすめ」を師匠として、美人画修行が10年以上続いている。画材としてはパステルと表面が滑らかなケント紙、鉛筆は鉛が光るので鉛なしのコンテ鉛筆などを使い、パステルをこすったり消したり混合わせたりいろいろ試しています。
女性の顔は髪形、服装、化粧、角度、それとモデルの気分等によって違ってきます。何枚か描かしてもらいますが こちらのイメージとしては3、4点ほどに集約します。そのイメージに合わせて、描くタッチも違ってきます。そのため、これが私の画風だと言うのがまだ有りません。
想像力の欠如のためかモデルなしには美人画が描けず、移り気なためか一人のモデルで何十枚も描けない。そのため年度により制作に波がある。しかし、描く意欲十二分なのにモデルがいない時、模写したり、女優などのイメージをもとにして、勝手に顔を作り上げた作品も掲載してます。
体全体を描けるようになりたいと思いますが、顔を描く方にエネルギーを使いきり、ほとんどが胸から上の作品となり、「今様大首絵の美人画」とよんでいます。描いている画面の中から思わぬ表情が出てくるのが面白く、美人画の女神が素敵な表情の作品を作らせてくれることを期待して描き続けています。